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◎検査や治療方法についてご相談がある方は、お気軽にお問い合わせください◎
婦人科
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- 婦人科腫瘍一般(子宮、卵巣など)検診、がん検診
- 不妊、月経異常
- 月経困難症・PMS・月経随伴症状などに対するホルモン療法
- 更年期障害、ホルモン補充療法、骨粗鬆症
- 女性生活習慣病・肥満外来
- クラミジア、HIVなど性感染症等疾患
- 禁煙外来
- 横須賀市検診(子宮がん検診、成人検診など)
- 特定疾患検診(メタボ検診)
- 子宮頸がん予防ワクチン
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◆このようなお悩みをお持ちの方はご相談ください。
- 避妊について
- 妊娠、中絶について
- 結婚を控えている方
- エイジングケアについて
産科
当院では、一定時期までの妊婦健診は行っております(里帰り分娩の方は、帰省されるまで健診を行っています)が、分娩は扱っておりませんので、ご了承ください。
横須賀共済病院産婦人科とセミオープンシステムという連携を始めております。妊婦検診は私達のような近所のクリニックで行い、分娩は設備の整った病院で行うというシステムです。
また他の施設での分娩希望の妊婦の方は、分娩対応の施設への受診か、まだ決めかねている妊婦の方は、一度クリニックを受診されてください。希望により対応します。
子宮がん検診(市民検診)
子宮頸がんの早期発見には、毎年の検診が必要です。市民検診でも通常の保険診療でも簡単に行う事ができます。
当院では、可能な限り公費負担による市民検診を活用しており、検診精度を高めるために超音波検査などの併用を原則としています。
ご存知のように女性の疾患は、子宮頸がんのみでなく子宮内膜症がんや子宮腫瘍また卵巣に起因する疾患、さらに若い女性には、多くの性感染症が存在します。この制度を活用し、一度の診察で必要に応じた検査を受けられることをお勧めします。
子宮頸がん予防ワクチン
2023.4よりシルガードという9価ワクチンの投与が可能となりました。
15歳未満迄に初回接種を行えば2回接種で完了します。
○高校1年生までは定期接種で無料です。
○1997〜2005年度生まれ、2006・2007年度生まれの女性は、キャッチアップ接種として2025年3月末まで無料で接種可能です。
『正しい情報を知ってワクチンを打ちましょう!』
子宮頸がんの約95%の原因は性行為を介するHPV(ヒトパピローマウイルス)感染で、20~40歳前半代の若い女性に高頻度に発生する悪性腫瘍になっています。性交経験後、最悪最短5年でがん化すると言われています。
HPVワクチンは日本でも2013年4月から、小学校6年生から高校1年生までの女子を対象に、公費で接種できる定期接種となっており、対象者は無料で接種を受けることができます。
しかし、接種後に体調不良を起こしたという声が相次ぎ、メディアもセンセーショナルな報道を続けたことが、2013年6月に厚労省はHPVワクチンの積極的勧奨を差し控える対応となり、接種率の大幅な低下となり、接種の機会を逃してしまった人も少なくありません。
詳細は、省きますが、『17歳未満でこのワクチンを接種した場合、子宮頸がんの発症が88%減少する』という研究結果の報告もされており、日本国内は元より、デンマークなど世界各国の研究でHPVワクチンの安全性は証明されています。
クリニックでは、接種前には、ワクチンが必要な理由も子供達にお話しします。接種後30分クリニックに居ていただきます。(アレルギーの有無を確認します)6カ月の間に3回の接種が必要となります。希望される方は、直接市役所子供健康課へ接種券を申請して下さい。
現在は、9価ワクチンも承認され、さらに男性への接種も認められました。
あなたにも、お嬢さんにも接種をお勧めします。
詳細はクリニックへお尋ね下さい。
肥満 Diet 外来
ダイエット・婦人科内科(糖尿病などメタボリック症候群)~糖質制限療法の活用~
BMI(BMI=体重(kg)÷身長(m)2)が25を越えたら肥満の仲間入りです。
肥満は、女性生活習慣病・エイジングケアなどとも密接に関連しており、高脂血症、高血圧、糖尿病などの生活習慣病にもかかりやすくなります。
食事療法、運動療法が基本ですが、なかなか結果がでないのが現実です。
当院では、糖質制限を中心に指導をしています。
薬物療法も取り入れて、頑張れるきっかけ作りをお手伝いします。
男性の方もどうぞ。
肥満や糖尿病の原因は、炭水化物(血糖を上昇させる唯一の食物)の過剰摂取がその要因です。ダイエットと糖尿病の治療の共通点は、炭水化物の抑制です。
血糖上昇により分泌されるインスリンは、肥満ホルモンと言われています。
食べていないのに太る事はありません。(炭水化物過剰摂取→内臓脂肪肥満→高インスリン血症→メタボリック症候群)
ダイエットの原則は、いかに炭水化物を減らすことができるかがポイントですが、合併症のない方であれば、カロリー制限や夕飯のみのプチ糖質制限をお薦めします。糖質の消費が少ない夜間対策です。
もし、きっかけが必要な方には、食欲を若干抑制するお薬で数カ月アシストします。
糖尿病は、日本では増加傾向のメタボリック症候群の代表疾患で、視力障害・下肢の切断・透析などの合併症が増大しています。
糖尿病の治療にも糖質制限の方針が用いられています。
糖質制限食に興味を保たれる方、糖尿病の治療で困っていられる方は、クリニックにご相談もしくは下記へアクセスしてください。
当クリニックは、日本糖質制限医療推進協会の提携医療機関に加盟しております。一度当会会長江部康二先生もしくは協会のホームページをご覧になってください。
日本糖質制限医療推進協会 http://toushitsuseigen.or.jp
ドクター江部の糖尿病徒然日記 http://koujiebe.blog95.fc2.com
月経困難症・PMS・月経随伴症状などに対するホルモン療法
従来使用されていた低用量ピル(OC・LEP)は、主たる目的が避妊であったため自費扱いが原則でしたが、現在は月経時もしくは月経周期に関連して生ずる様々な症状・疾患に対する保険診療として処方されています。(初潮以降の女の子から40才前後の女性が対象)
最近のトレンドは、月経の回数を極力少なくする、或いは個人のイベントに合わせた月経に調整する、これが主流です。
また、効果などに応じて黄体ホルモン療法や子宮内に装着するミレーナなどの選択も可能です。
困ってる女性は、どうぞ外来へ受診して下さい。理解され、納得してから始めて下さい。
禁煙外来
保険診療で可能な唯一の薬剤が使用できます。3カ月の服用で従来の方法と比較してより有効性が認められている治療方法です。
禁煙を希望される方は、ぜひ試みてください。
更年期障害(卵巣欠落症状)に対するホルモン補充療法(HRT)
ホットフラッシュ、動悸、異常な発汗、不眠・・・女性は、閉経を迎えます。これは老化現象(aging)の始まりと認識する必要があります。高齢化社会に伴う骨粗鬆症などによる骨折~寝たきり老人や痴呆の増加もエストロゲンの失調と直結しています。
閉経により女性は、エストロゲンという女性ホルモンを失います。
それを補充する治療がHRTです。残念ながら日本女性は、ホルモン療法を敬遠される傾向があり、欧米女性と比較して利用率は低いのが現状ですが、決して恐い治療法ではありません。『健康寿命をどうやって延長するか』が最大の目的です。
さまざまな冊子も用意しています。現在日本で使用できる全ての薬剤を揃えています。(保険診療出来る範囲です)
正しい情報・知識をどんどん知ってください。
一人で悩まずに、まずは、相談からでも始めてみましょう。
なお、ホルモン失調が原因ではない、類似症状を呈する疾患があることを理解し、鑑別する必要があります。